金融庁が19日、コインチェック(東京・渋谷)を仮想通貨交換業登録業者として認める方針を固めたと日本経済新聞が報じた。

記事によると、正式発表は年内にも行われるとしている。

またコインチェックの登録を受けて、止まっていた200社ほど新規の登録審査も再開する見通しだという。

 

コインチェックは交換業登録申請中の「みなし業者」だったが、1月26日に発生した不正アクセスによる仮想通貨流出を受け、金融庁より2度の業務改善命令を受けていた。

その後、4月に同社を買収し親会社となったマネックスグループから役員を迎え入れるなど、経営管理態勢及び内部管理態勢の抜本的な改善を進めてきた。

10月にはすべての仮想通貨取引が再開しており、交換業登録への期待も高まっていたが、今月12日に行われたマネックスグループの事業戦略説明会では、交換業登録について「金融庁の判断待ち」としていた。

なお、みなし業者であるみんなのビットコインとLastRootsに関する報道はされていない。

<関連記事>

コインチェック、交換業登録について「金融庁の判断待ち」