ここ1カ月間、38万〜42万円のコアレンジからビットコインが外れません。

かなり長いレンジ相場が続いております。

1時間足ベースで突拍子もない、陽線や陰線が突如出現するケースも多いのですが、大きなトレンドを発生させません。

1〜2時間でその動きが終わってしまいますので、5分足や15分足での短期トレード程度しか実践できない状態です。

直近、BTCもテクニカル的には38万円を割れそうな形状をしておりますが、底堅く推移を始めると突如逆の方向に動き出すことも多くあるため、難しいところです。

ビットコイン/円(BTC/JPY)4時間足チャート分析

BTC4時間足RCIは3本とも下方向だが・・

出所:GMOコイン

BTC4時間足分析です。

ボリンジャーバンドも真横に推移をしておりまして、中途半端なバンド拡大も多く、手が出しづらいのが現状でしょう。

「休むも相場」という格言通り、やることがない相場です。

RCIも3本とも下方向を向いており、下落トレンドを強く合図するテクニカルなのですが、トレンドレスなのでショート戦略もいまいち、しっくりきません。

直近はレンジ相場を想定し、38万円に近づけば買い、42万円に近づけば売り、といったトレードで望むか、休憩が良いでしょう。

ライトコイン/円(LTC/JPY)4時間足チャート分析

LTCは徐々に下値を切り上げている。

出所:GMOコイン

LTCの4時間足です。

こちらはラインを引いてみると、徐々に下値を切り上げている、右肩上がりのチャネルレンジです。

好調の背景には、海外取引所大手のOKcoinでレバレッジ取引が始まったこと、LTCの取引高世界一のZB.comが出来高を牽引したことなどが挙げられます。

さらに、直近出来高もXRPを大きく上回る取引高を記録し、流動性が昨年と比較して非常に潤沢になったのが、このライトコインです。

流動性があるということは注目度が上がっている証拠でして、チャート形状は短期トレードしやすそうな形になっております。

買い向かうなら、現在のチャネルレンジ下限か、3000円をバックにした買いでしょう。

徐々に高値を切り上げるならば、押し目を拾って、3600〜3700円程度は目標にできそうです。

日本の仮想通貨相場は冷えていますが、海外取引所では相変わらずバイナンスコイン(BNB)やトロン(TRX)といったコインの出来高は高水準です。

ライトコインは金融庁で取扱を許可されている仮想通貨のひとつなので、ライトコインに注目をしておくと良いことがあるかもしれません。

テクニカル形状が良くなってきているということは、あきらかに何かしらの仕手筋の動向が入っている可能性も高いです。

そんなわけで、直近はBTCよりもLTCの値上がりに注目しております。

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
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