米大統領選挙の結果が徐々に明らかになるなか、ビットコインは市場最高値を更新し、仮想通貨市場全体も活況となっています。
そんな中、特に盛り上がりを見せるのが風刺や特定の事象をモチーフとした「ミームコイン」と呼ばれる仮想通貨です。
市場データによると、時価総額500位以内でもっとも高い価格パフォーマンスを出した上位5銘柄中、3銘柄がミームコインとなっており、$PNUT+223%(1位)、$DOGE+90%(2位)、$GOAT+43%(5位)がそれぞれ直近24時間で上昇しています。
上昇率トップの$PNUTは、11月1日にSolana上に公開された新しい仮想通貨です。
同通貨はインスタグラムアカウントで74万人のフォロワーを擁すなど人気を集めていたリス「ピーナッツ」がモチーフ。ピーナッツはニューヨーク州の野生動物当局によって検査のため回収され、その後安楽死の処置が取られており、これが現政権への批判へと一部で繋がっています。
共和党支持者のイーロン・マスク氏も$PNUTに言及しており、現在実施中の米大統領選において、トランプ氏が優勢となっていることが今回の急騰の背景にあることが窺えます。
$PNUTは、11月3日に最高値を記録した後に大きく下落していましたが、現在再び大幅な上昇を見せ、最高値を更新しています。
$DOGEは、ミームコインの代表格であるドージコインとは別のミームコインで、8月20日にイーサリアムブロックチェーン上で誕生したこの仮想通貨は、イーロン・マスク氏に関連したミームコインとして知られています。
マスク氏は、トランプ氏の支持者として知られており、トランプ氏は仮に自身が大統領になった際にはマスク氏を政府効率化委員会(Government Efficiency Commission)のリーダーに指名すると発表。これに伴い誕生したミームコインが$DOGEで、「Department of Government Efficiency」の頭文字をとった名前が付いています。
仮想通貨により好意的な姿勢を示してきたトランプ氏が現在、2024年米大統領選で優勢となるなか、引き続き市場動向に注目が集まります。
仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)では現在、80種類以上のミームコインの現物取引に対応しています。
さらに、ドージコイン ($DOGE) や柴犬コイン ($SHIB) など7種類のミームコインでは最大75倍のレバレッジ取引(先物取引)も行えます。
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