資産運用の世界的リーダーであるブラックロックは、同社が手掛けるオンチェーンのトークン化米国債ファンド「USD Institutional Digital Liquidity Fund (BUIDL)」を、Aptos、Arbitrum、Avalanche、Optimism、Polygonといった複数のブロックチェーン上で展開すると発表しました。これにより、従来Ethereum上で発行されていたBUIDLが、複数のブロックチェーンに拡大する形となります。
🌐 BlackRock Launches New BUIDL Share Classes Across Multiple Blockchains
We’re thrilled to announce that the @BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund, tokenized by Securitize, is expanding across @Aptos, @Arbitrum, @Avax, @Optimism, and @0xPolygon. This multi-chain… pic.twitter.com/lgsnUbVejc
— Securitize (@Securitize) November 13, 2024
BUIDLでは、先日、ステーブルコインUSDCでの投資が可能となったことを発表していました。それまではUSDCでの償還は可能であったものの、USDCでの新規投資は行えませんでした。USDC市場は約1700億ドルを超える規模となっており、さらなる投資家にアプローチが可能となりました。
ボストン・コンサルティング・グループは、トークン化ファンドが2030年までに投資信託とETF市場の1％（6,000億ドル規模）に成長すると予測しています。こうしたトークン化ファンドは、デジタル資産と従来の金融資産の橋渡しとして注目され、今後さらに拡大すると見られています。
情報ソース：PR Newswire
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