
米国ワイオミング州は3月26日、州発行ステーブルコイン「Wyoming Stable Token (WYST)」の試験運用を複数のブロックチェーンで開始したと発表しました。
WYSTは州法に基づき現金同等物で完全に裏付けられ、準備金から生じる利息は州の学校財団基金に入金されます。技術パートナーにはLayerZero Labsが選ばれ、同社の技術でマルチチェーン発行とブリッジングを実現します。
試験運用は第2四半期に行われ、早ければ今年7月の一般公開を目指しています。将来的には、低コストなグローバル送金を可能にし、「デジタル公共財」となることを目指すとしています。
WYSTは米公的機関による初の完全準備金型ステーブルコインとなる可能性があり、米国内外問わず多くの関心を集めています。
情報ソース:Wyoming
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