
ビットコインマイニング企業大手として知られるマラソン社(MARA)が、最大20億ドルにおよぶ株式売却を計画していることを明らかにしました。売却によって得られる資金は、同社が保有するビットコインの追加購入や企業の運転資金など、複数の用途に充てられる見通しです。
同社はこの株式売却にあたり、バークレイズ・キャピタル、BMOキャピタル・マーケッツ、みずほ証券USAなどの金融機関と販売代理店契約を結んでいるとしています。今回の売却はナスダックやその他の取引プラットフォームを通じて、アット・ザ・マーケット(ATM)オファリング方式で進められる計画です。ATMオファリング方式とは、市場の需要に応じて企業が株式を少しずつ発行・売却できる仕組みであり、市場価格を考慮しながら柔軟に調達を行うことが可能です。
MARA Holdingsは現在、46,374BTCを保有しており、ビットコインマイニング分野でもトップクラスの規模を誇ります。しかし、その株価は2021年にピークを迎えたあと、低調な推移を続けている状況です。同社がこの株式売却によって得た資金をどのように活用し、今後の事業展開やビットコインマイニング市場全体にどのような影響を与えるのかが注目されます。
情報ソース:MARA
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