
ブロックチェーン企業のリップル社は2025年4月2日、約7億XRPを再びエスクロー口座にロックしたことが報告されました。この措置は、リップルが長年継続しているXRP供給の予測可能性と市場安定性を維持するための運用の一環です。
リップルは毎月1日に、エスクロー口座から最大10億XRPを解除する仕組みを採用しており、必要に応じて未使用分は再ロックする運用を行っています。解除されたXRPは、主に機関投資家への販売、提携先とのパートナーシップ活動、ならびに同社の運営費用などに使用されることが一般的です。
特に注目されるのは、前月(3月)には新たなエスクロー解除を行わず、リップルが保有する未エスクロー分から7億XRPを改めてエスクロー口座にロックする対応を取った点です。これにより、市場への供給量が意図的に抑制され、価格変動リスクの軽減が図られた可能性があります。
XRPアナリストのLeonidas Hadjiloizou氏は、「リップルは市場における供給の予見性を高めるために、戦略的な調整を実施している」と指摘しています。エスクローの活用は、リップル社がXRPのインフレを制御し、長期的な信頼性と持続性を保つための重要な手段とされています。
情報ソース:UToday
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