
リップル社が毎月行っている、エスクロー(第三者預託)からの暗号資産XRPのロックアップ解除について、今月は従来とは異なるタイミングと手順で10億XRPがリリースされたことが、ブロックチェーン追跡サービスWhale Alertによって観測されました。
🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 🔓 500,000,000 #XRP (1,101,317,806 USD) unlocked from escrow at #Ripplehttps://t.co/fw11OhKSmc
— Whale Alert (@whale_alert) May 2, 2025
Whale Alertの報告によると、5月2日に3つの大規模なトランザクションが発生し、合計10億XRP(内訳:2億XRP、3億XRP、5億XRP)がエスクローアカウントから外部のウォレット(unknown wallets)へ移動しました。Whale Alertは、このうち最大の5億XRPの移動についてリップル社が関与していることを特定しましたが、他のオンチェーンデータ(XRPscan)によれば、残りの2つのトランザクションも同じくリップル社によってエスクローから解除されたものであることが示唆されています。
リップル社が毎月大量のXRPを市場にリリースする主な目的は、XRPの流動性をサポートすることにあります。解除されたXRPの一部は取引所で売却され、その収益はリップル社の運営費用に充てられます。また、同社の国際送金ネットワーク「Ripple Payments」へのXRP供給や、提携する金融機関などへの提供にも利用されます。
今回見られたロックアップ解除のタイミングと手順の変更が、一時的なものなのか、あるいはリップル社によるXRP供給管理の新しい方針を示すものなのか、その意図と市場への影響について、今後の動向が注目されます。
ビットコイン($BTC)や$XRPを買うなら「Bitget」
仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)では、$BTCや$XRPの現物取引やレバレッジ取引が可能となっています。
The post リップル社、10億XRPのロックアップ解除に新方式か? タイミングと手順に変更 appeared first on CRYPTO TIMES