ビットコイン (BTC) は再び過去最高値の更新を目指して力強い上昇を見せています。
ビットコインは一時、1BTCあたり107,000ドル付近まで値を上げ、今年1月に記録した史上最高値である109,400ドル付近との差をわずか約2%にまで縮め、市場ではこの勢いが続くのか注目が集まっています。
ビットコインはここ最近、堅調な値動きを続けており、直近3ヶ月間では約12%の価格上昇を記録。
先週金曜日に米国の格付け会社ムーディーズが米国債の格付けを引き下げたにもかかわらず、リスク資産全般が底堅く推移しています。通常、国債の格下げは市場心理を冷え込ませる要因となり得ますが今回は影響が限定的でした。
加えてこのような状況下でビットコインが「逃避資産」として改めて認識されたとの見方も浮上しています。金融市場の不確実性が高まる局面では従来の金融システムから独立した価値を持つとされるビットコインに資金が向かう傾向があり、今回も同様の動きがあった可能性が指摘されています。
企業によるビットコイン購入の動き
ビットコイン価格の上昇を支えるもう一つの要因として一部企業による積極的なビットコイン購入の動きが挙げられます。
米ストラテジー社や日本のメタプラネット社といった企業によるビットコインの購入は継続して行われており、ビットコインの需要を高める一因となっています。
先物市場の活況
ビットコイン市場への高い注目は先物取引のデータからも見て取れます。
ビットコインの未決済建玉(OI)はビットコイン価格が史上最高値を記録した今年1月時点の数値を上回り、728億ドルに達しています。

ビットコインOIの推移チャート|画像引用元:Coinglass
OIは市場に参加している投資家の関心の高さや今後の価格変動に対する期待感を示す指標の一つとされており、直近のOIの増加は市場からの高い注目度合いを示唆しているとも言えるでしょう。
ビットコインが再び史上最高値を更新するのか、あるいは調整局面を迎えるのか今後の市場動向から目が離せません。
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記事ソース:Coinglass
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