ビットコインが104,000ドル台で取引される中、市場全体の時価総額は3兆3700億ドルに達し過去24時間で-1.6%減少しました。
トランプ政権による関税施策を巡り世界経済が揺れ動くなか、米現物型ビットコインETFでは先週末に9.5億ドルの資金流出が発生するなど不穏な動きが見られています。
大口投資家による140億円規模のポジション構築
投資家のJames Wynn氏が945 BTC(約140億円相当)のロングポジションを40倍レバレッジで構築していることが話題となっています。

画像引用元:hypurrscan.io
James Wynn氏は分散型取引所Hyperliquid上でトレードを行い5日間で約8700万ドル(約126億円)の未実現利益のほぼ全てを失ったことが明らかになり大きな注目を集めたトレーダーです。
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今週の重要経済指標が相場動向を左右か
著名トレーダーのXO氏は今週発表される2つの重要な経済指標に注目するよう市場参加者に呼びかけています。
2 key events I’m watching for this week
– Unemployment claims – Thursday
– NFP data – FridayIf weaker then expectations then I suspect it may set the tone for further rotations in june – and probably a pause to any trend continuation.
100 – 109’s might be the range to… https://t.co/HqYGbNt7o3 pic.twitter.com/UhRFqsPFT6
— XO (@Trader_XO) June 2, 2025
注目指標:
- 木曜日(現地時間):米新規失業保険申請件数
- 金曜日(現地時間):非農業部門雇用者データ
同氏の分析ではこれらのデータが市場予想を下回った場合、これまでの上昇トレンドが停止される可能性があるとしています。その場合、特に100,000ドルから109,000ドルの価格帯が重要なレンジとして機能する可能性を指摘しています。
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