バイナンス創設者CZ氏が、準備資産としてビットコイン(BTC)を導入する企業に対し、関連リスクを十分に理解するよう警告しました。
These companies are taking risks.
Every company takes risks.
Risks are not binary like 0 or 1.
Risks are a range from 0 – 100.
With the right balance, you can achieve the best risk/ROI ratio that works for you.
Risks can/must be managed.
Not taking risks is a risk in itself. https://t.co/LXsQceWNRZ— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) June 3, 2025
CZ氏はXへの投稿でリスクは事業に不可避であると認めながらも「リスクは0か1かではなく、0から100までの範囲で変動するものだ」と指摘。リスクを全く取らないことも過剰なリスクを取ることと同じくらい危険になり得るとし、通貨の価値がゼロになるような最悪の事態にも備えるべきだと述べました。
同氏の発言は、企業のビットコイン保有が拡大している状況を受けたものです。データによると現在200社以上がBTCを保有しており、最近ではトランプ・メディアやゲームストップなどもその列に加わりました。中でもストラテジーは、最大の保有企業として知られています。
市場関係者はこのトレンドの背景について、ドナルド・トランプ氏の親ビットコイン的な姿勢や法定通貨の不安定性に対するヘッジとしての期待があると分析しています。
暗号資産企業リバー(River)は、BTC保有が第三者への依存を減らすと指摘。また、供給量が限定されているためインフレが進む局面で価値を保つ資産として機能する可能性があると説明しています。さらに国際的な事業を展開する企業にとっては、国境を越えた取引コストを削減するブリッジ資産にもなり得るとの見解を示しています。
情報ソース:River
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