2025年第2四半期においてNFTの取引高が大幅に減少する中、NFT関連の暗号資産トークンが他のセクターを大きく上回るパフォーマンスを記録しました。
調査会社Artemisのデータによると、NFT関連トークンは第2四半期に平均で55.4%上昇。これは同期間のイーサリアムの37.2%、AI関連トークンの35.6%、ビットコインの31.4%を上回る最も高い上昇率です。
特にPENGUの価格上昇は著しく、4月8日の安値から6月30日までの83日間で約3.8倍に高騰しました。大手取引所バイナンスでは1日の取引高が1億8000万USDTを超えるなど投機的な需要が続いています。
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一方で、NFT市場そのものは冷え込んでいます。DappRadarのレポートによれば第2四半期のNFT取引高は8億2300万ドルと第1四半期から45%減少し、複数年にわたる低水準となりました。
しかし、取引件数は前期の700万件から1250万件へと増加。これは高価なNFTの売買が減り低価格のコレクティブルやゲーム関連アイテムの小口取引が市場活動の中心になったことを示唆しています。
市場参加者はこの乖離について、投機の対象が流動性の低いNFT本体からより取引しやすい関連トークンへと移行したことが原因だと分析しています。Artemisのアナリストは、多くのトレーダーがNFTカルチャーへの投資手段として流動性の低いJPEG資産ではなく取引所に上場しているトークンを選好していると指摘しています。
この現象はNFTブランドを代表する代替可能なトークンの価値とその基盤となる非代替性資産の市場価値が、それぞれ独立して評価される傾向が強まっていることを浮き彫りにしています。
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情報ソース:Dappradar
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