
米国の資産運用会社プロシェアーズは、ソラナ(SOL)とリップル(XRP)の日々の値動きに対して2倍のレバレッジをかけたリターンを目指す2つの新しい上場投資信託(ETF)の提供を開始したと発表しました。
新たに設定されたのは、「プロシェアーズ・ウルトラ・ソラナETF(SLON)」と「プロシェアーズ・ウルトラ・XRP・ETF(UXRP)」です。それぞれSOLとXRPの1日のパフォーマンスの200%の成果を目標とします。同社のマイケル・サピア(Michael Sapir)CEOは、決済や分散型アプリケーションで人気の高いこれら2つの暗号資産に対しレバレッジをかけたエクスポージャーを得る手段を提供すると述べています。
米SEC、フィデリティ申請の現物型ソラナETFの承認判断を延期
これらのETFは暗号資産の現物を直接保有するのではなく、先物契約を追跡する仕組みです。これは同社が提供するビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の既存のETFと同じ構造です。
プロシェアーズは、レバレッジ型商品は毎日リセットされるため価格変動の激しい市場では損失が拡大する可能性があり、その仕組みを理解した経験豊富な投資家向けの商品だと注意を促しています。
同社は2021年に米国初のビットコイン先物ETF(BITO)を昨年にはイーサリアム先物ETF(EETH)をローンチした実績があります。今回の2銘柄を加え、プロシェアーズは12本の暗号資産関連ETFと3本の投資信託を運用することになります。同社は今後も市場の成熟度や規制の進展に応じて、新たな商品の提供を検討するとのことです。
情報ソース:ProShares
The post ソラナとリップルの2倍レバレッジETFが登場 appeared first on CRYPTO TIMES