トークンエコノミーを採用したブログプラットフォーム『Steemit(スティーミット)』のCEO Ned Scott氏が28日に投稿したYoutubeの動画にて、従業員の70%を解雇したことを明らかにした。
動画によると、仮想通貨市場の低迷を受けてSteemのノードの運営コストが増大していることが大規模なレイオフの原因であるとScott氏は言及している。市場が成長することに頼ったチーム構築がコストの増大を助長してしまった形となった。
また、Scott氏が同日に投稿したブログによると、残ったメンバーの主な業務はSteem.comの運用と、パブリックAPIインフラストラクチャのコスト削減に集中させるとのこと。
コスト削減のための具体策は以下のような方法がある。
- Steemdプラグインをhivemindに置き換える
- hivemindを用いてチェーンサイズを160GBから0GBにする
- AWSの使用料予測
- DevOpソリューションの利用
- ステージング環境とテストノードの削減
- 冗長性の削減
これらの方法に優先度づけをしてコストの削減に取り組んでいく。
この動きを受けて、Steemの価格はUSDベースで前日比8%ほど上昇している。
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