
エテナ・ラボ(Ethena Labs)はアンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)と提携し、同社のステーブルコインUSDtbを米国の新法「GENIUS法」に完全に準拠した形で発行すると発表しました。
トランプ大統領が署名し成立したGENIUS法は、ステーブルコインに関する連邦レベルの規制枠組みを創設し連邦準備制度理事会(FRB)に監督権限を与える法律です。
この法律に基づき、USDtbの発行は連邦政府公認の暗号資産機関であるアンカレッジ・デジタルが直接担います。アンカレッジは連邦銀行免許を持つ国内唯一の暗号資産関連企業であり、規制に準拠したデジタル資産の発行において独自の地位を占めています。
エテナ・ラボのCEOであるガイ・ヤング氏は、USDtbへの強い需要が今回のGENIUS法準拠への動きにつながったと説明。「GENIUS法への準拠により、パートナーや保有者が自信を持って、新しい製品やプラットフォームでその利用を大幅に拡大できると期待しています」と付け加えています。
USDtbは当初2024年12月にセキュリタイズ(Securitize)との協力のもとでローンチされました。このトークンはブラックロック社のトークン化ファンド「BUIDL」の株式を表すものです。BUIDLファンドは主に短期米国債で構成される24億ドル以上の資産を保有しており最大のトークン化財務省証券ファンドとして知られています。
情報ソース:Businesswire
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