
取引プラットフォームのロビンフッド(Robinhood)は、2025年第2四半期の決算を発表しました。暗号資産関連の収益が前年同期比で98%増加し、1億6000万ドルに達したことが明らかになりました。この大幅な成長は同社が推進する暗号資産事業の拡大と商品多様化が主な要因です。
決算報告によると、全体の純収益は9億8900万ドルとなり前年同期比で45%増加しました。株式やオプション、暗号資産を含む取引ベースの収益は5億3900万ドルで65%の伸びを示しています。この好調な業績は同四半期の暗号資産取引高が280億ドルに達し、32%増加したことにも支えられています。
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ロビンフッドはデジタル資産分野での事業拡大を継続しています。2025年6月には欧州の利用者向けにトークン化された株式を導入しました。これにより200銘柄以上の米国株式にトークン形式でアクセスできるようになります。
さらに同社はArbitrum上で独自のレイヤー2プロトコルを立ち上げる計画も明らかにしました。これはイーサリアムのエコシステムへの関与を深める動きです。
これらの戦略的な取り組みはロビンフッドが暗号資産の取引量をさらに獲得し、トークン化された金融商品の分野で革新を主導する意向を示しています。
情報ソース:Robinhood
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