
ブロックストリーム(Blockstream)のCEOであるアダム・バック氏が、暗号資産市場で「ビットフィネックス・ホエール(Bitfinex whale)」として知られる大口投資家の活動再開を報告しました。
the @bitfinex whale is back last 48hrs, TWAP buying bitcoin all-day looks like 300 btc/day for now.https://t.co/Jp1fiKesKv pic.twitter.com/7CP4RdOPoE
— Adam Back (@adam3us) August 2, 2025
この投資家は1日あたり約300ビットコイン(BTC)というペースで大規模な買い集めを行っており市場の注目を集めています。
バック氏によると、この投資家は時間加重平均価格(TWAP)という手法を用い過去48時間にわたり継続的にBTCを購入しています。そのペースは1秒あたり400ドルに相当します。
バック氏は「歴史的に、彼らはこの動きを数週間続け、1日1000BTCまでペースを上げることもあった」と述べ、その規模の大きさを強調しました。
大口投資家による継続的な買いは市場の供給を吸収し価格に上昇圧力をかける可能性があります。過去のサイクルでは、同様の動きが強気相場の前兆となることがありました。
しかし、コミュニティの一部からは「ビットフィネックスのクジラは下落相場で買い、上昇相場で売る」という指摘も出ており、市場が反発した際には売り圧力に転じる可能性も警戒されています。
取引所におけるBTCの供給量が過去最低水準にある中、大口投資家による現物買いは市場の安定化や反発のきっかけとなる可能性があります。この買い集めがすぐに価格の直線的な上昇を保証するものではありませんが、トレーダーは市場の転換点を示す重要な兆候としてその動向を注視しています。
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