
米シャープリンク・ゲーミング社(ナスダック:$SBET)は5つのグローバル機関投資家と総額4億ドルの証券購入契約を締結したと発表しました。これにより同社のイーサリアム(ETH)保有額は30億ドル(約4450億円)を超える見込みです。
SharpLink’s ETH holdings expected to exceed $3B following $400M registered direct offering with institutional investorhttps://t.co/U1bU6UCHYf pic.twitter.com/uXZLNGIe9Q
— SharpLink (SBET) (@SharpLinkGaming) August 11, 2025
今回の登録済み直接募集はナスダック規則に基づく市場価格で1株あたり21.76ドルに設定されました(現在価格は22.34ドル)。募集による総収入は手数料およびその他の費用を差し引く前で約4億ドルとなります。
同社の2025年8月10日時点でのETH保有量は約598,800ETHとなっておりこれは現在価格で約3800億円の規模となります。さらに、未展開のATM(At-The-Market)調達資金が約2億ドル残っており、これらの資金も今後ETH購入に充てられる可能性があります。
シャープリンク社の共同最高経営責任者ジョセフ・チャロム氏は「過去1週間で約9億ドルの資本を調達したことはシャープリンクのイーサリアム財務戦略に対する市場の信頼を裏付けている。これらの投資の速さと規模はシャープリンクへの投資家の信頼だけでなく、イーサリアムの変革の可能性に対する認識の高まりを反映している」とコメントしています。
シャープリンク社はイーサリアムを主要な財務準備資産として位置づけています。同社は公式Xにて「今必要なのは多くのアプリケーション。SECの方向転換による法的な明確さにより最高のビルダーが呼び戻されており、彼らはイーサリアムの上で構築している」とコメントし、現在の法規制や開発者の動向がイーサリアムの追い風となっていることを示唆しています。
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記事ソース:Sharplink
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