
デジタル資産運用会社CoinSharesが発表した週次レポートによると、先週のイーサリアム上場取引型金融商品(ETP)への資金流入額が2億6,800万米ドルに達し、ビットコインETPの2億6,000万米ドルを上回りました。
📈 Digital asset investment products returned to inflows last week, totalling US$572M.@ethereum led the inflows with US$268M closely followed by @Bitcoin with US$260M. @solana, XRP (@Ripple), and @NEARProtocol posted US$21.8M, US$18.4M, and US$10.1M respectively.
🇺🇸 + US$608M… pic.twitter.com/GALfUKcBsM
— CoinShares (@CoinSharesCo) August 11, 2025
この流入によりイーサリアムの年初来の資金流入額は過去最高の82億米ドルに到達しました。最近の価格上昇も相まって、イーサリアムETPの運用資産総額(AUM)は史上最高の326億米ドルを記録し、年初来で82%の増加を示しています。
一方、ビットコインETPは2週連続の資金流出から回復し、2億6,000万米ドルの流入を記録したもののイーサリアムをわずかに下回る結果となりました。
仮想通貨ETP全体では先週の総流入額は5億7,200万米ドルでした。週前半には米国の弱い雇用統計による成長懸念から10億米ドルの流出が発生しましたが、週後半には米国政府が401(k)退職金制度でデジタル資産を許可するとの発表を受けてか、15億7,000万米ドルの大幅な流入に転じました。
その他のデジタル資産ではソラナが2,180万米ドル、XRPが1,840万米ドル、NEARが1,010万米ドルの流入を記録しています。
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記事ソース:blog.coinshares、coinshares
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