
仮想通貨取引所を運営するBullishが新規株式公開(IPO)の規模を大幅に引き上げました。8月11日に米国証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると同社は当初計画の約6億2900万ドルから9億9000万ドルへと、調達目標額を約57%拡大しています。
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同社は3000万株を1株あたり32ドルから33ドルで売り出す計画です。これは当初予定していた2030万株を1株あたり28ドルから31ドルで売却する計画から株式数で約48%、価格帯でも上方修正されたことを意味します。
今回のIPO規模の拡大は暗号資産関連企業に対する投資家の関心の高まりを反映したものと見られています。ビットコインをはじめとする暗号資産市場が活況を呈する中、Bullishは機関投資家向けのデジタル資産取引所として独自のポジションを確立しており、この好機を捉えて資金調達を拡大する戦略を取ったものと考えられます。
大手資産運用会社グレースケール、IPO示唆の届出書をSECに提出
記事ソース:Bloomberg
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