米国最大の仮想通貨取引所コインベースは18日、仮想通貨ステラ・ルーメン(XLM)のサポートを一般投資家向けのプラットフォームでも開始したと発表した。
先日の発表では、プロ向けの取引プラットフォームであるコインベースプロでの取引が可能だったが、今回の発表ですべての投資家がステラを取引できるようになった。
発表ではcoinbase.comとアンドロイドとiOSのアプリで取引可能で、ニューヨークと英国以外の全ての利用者は、すぐに取引ができるようになるという。
コインテレグラフが先日報じたように、先のコインベースプロでの取引開始の発表を受けて、XLMの価格は上昇していた。
この記事の執筆時点では、XLM価格は24時間前に比べて一時上昇に転じたものの、現在は下落に転じている。
昨日IBMは、6つの国際的な銀行と覚書を交わしたと発表。ステラのブロックチェーンを基盤にした決済ネットワークであるIBMブロックチェーン・ワールド・ワイヤーで、クロスボーダー(国をまたいだ)送金市場のシェアを取りに行く。
ステラとは、クロスボーダー送金の際、通貨の橋渡しをするブリッジ通貨として役割が期待される仮想通貨。XRP(リップル)のプロトコルをベースとして構築された決済テクノロジーだが、開始以来絶えず変化しており、主に発展途上のマーケットと協力することを目指している。
(記事提供:コインテレグラフ日本版)
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