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ヴィタリック氏がイーサリアムのPoS報酬額詳細を提示 市場供給量大幅減か【フィスコ・アルトコインニュース】

2019/04/23 13:02
FISCO

イーサリアム創設者Buterin氏は、コンセンサス・アルゴリズム「Proof of Stake」へ移行後のステーキング報酬に関して、当初の予定よりも高い報酬の配当をGithub上に投稿。この提案に対し、一部の開発者からは否定的な意見も上がっている。

PoSとは、「保有する通貨(ステーク)の割合に比例し、ブロックを新たに生成・承認する権利が得られる」という仕組みを備えたコンセンサス・アルゴリズムで、ステーク量が多いほどブロックの生成権・承認権が得られやすくなる。

Buterin氏は、それぞれのステーク量あたりの一年の報酬の提案を示した。

例えば、100万ETHがステークされた場合、最大の年間報酬レートは18.1%で最大 181,019ETHが新たに発行されることになる。1千万ETHがステークされた場合には、最大の年間報酬レートは5.72%で最大572,433ETHが新たに発行される。また、最大の年間発行額は2,097,152ETHとなっている。

2月末のアップグレード後、マイニングの報酬が3ETHから2ETHに減少したことで、現在のPoWにおける最大年間発行量は、PoSへの移行までは1200万ETHとなる。

PoSへ移行した際に、この提案が採用され、仮に年間の最大発行量が2,097,152ETHとなった場合、通貨発行量は現在の10分の1程度にまで抑えられる。

また流通する通貨の一部はステークされ、一定期間は市場に出回ることがないため、結果として、実際の流通量はかなり低下することになる。そうなれば売り圧力は大幅に低下することが予想されるだろう。

この提案に対して、多数のデベロッパーが賛成を示すも、一部からは「ステーク量に比例し、報酬を増加させるべきではないか」との意見も上がっているのが現状だ。

イーサリアム2.0の進捗状況
イーサリアムのスケーリングソリューションに特化したクライアント企業「Prysmatic Labs」は、超大型アップグレード「セレニティ」のテストネット実装に関して、第0段階のテストネットのリリースの予定日が近づいていると公式アナウンスした。

Prysmatic Labsは公式ブログにて、先日GitHub上で公開された「イーサリアム2.0」のロードマップの「フェーズ0」における、パブリック・シングルクライアントのテストネットのリリースを計画している、としている。

なお、同ブログによれば、テストネットの目的は、「フォークやバリデータの非活動に柔軟に対応し、PoSのシステムに新たなバリデータが参加できるネットワークを提供する」こととされている。

フェーズ0とは、「シャード未実装のビーコン・チェーン」という特徴である。

フェーズ0:シャード未実装のビーコン・チェーン
• Casper FFGを用いた、決済ファイナライズのための「PoS」ビーコンチェーン
• バリデータがブロックを提案する際に、RANDAOを利用し、RNGを作成する
• RNGのアウトプットからProposerとattestation committeeを組織化する
• バリデータがクロスリンクを生成

(記事提供:コインポスト)
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配信元: FISCO 株・企業報

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