クレジットカード大手のマスターカードが最近公開した求人広告に、ブロックチェーン製品管理の分野で新たな求人が出された。複数の海外メディアが報じた。
求人では主な業務内容について、同社がブロックチェーンのウォレット(仮想通貨やブロックチェーン上の資産を管理・保管するためのアプリ)に関するソリューション開発を検討しており、そのためのディレクター職などの役員公募に出たとされている。この動きから、仮想通貨事業について同社では決済とウォレットのソリューションに重点を置く方向性であると推測される。
同社は以前からブロックチェーン関連の取り組みには積極的に参加し、ブロックチェーン・エンジニアの雇用も進めてきた。フェイスブックが今年6月に発表した独自仮想通貨「リブラ」構想においては、マスターカードも「リブラ協会」というコンソーシアムに参加している。
<SI>