米国オンライン決済大手のペイパル・ホールディングスは、ソーシャルネットワーキングサービス大手のフェイスブックが計画している仮想通貨「リブラ」プロジェクトへの参加を見送ることを決定した。ペイパルが発表した声明では、フェイスブックとの関係が長期にわたり続いていくと再表明。
一部アナリストは、国際、連邦、地方当局による精査が進展を遅らせ、フェイスブックが計画している2020年の「リブラ」開始がより困難になる可能性を指摘。一時は同社の収益を大幅に拡大させると見られていた仮想通貨「リブラ」プロジェクトに関して懐疑的見方も広がった。
7日のNY株式市場でフェイスブック(FB)の株価は一時1.3%安、ペイパル株(PUPL)は1.2%安となった。
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