ステラ開発財団は、5日仮想通貨ステラ(XLM)の全供給料の約半数をバーン(焼却)したと発表しました。
この発表を受けてステラ価格は高騰し、一時25%増に到達しました。
550億トークンを消滅
ステラ開発財団によると、運営ファンドから50億XLM、エアドロップに利用するために確保していたトークンから500億XL、総額550億XLMをバーン(焼却)したとのことです。
トークンバーンとは、発行した仮想通貨の量を減らすことです。
仮想通貨プロジェクトが自ら保有する仮想通貨を対象として実施するため、ユーザーの保有する仮想通貨がなくなることはありません。
市場に流通する仮想通貨の量が減るため、トークンの希少性が高まり市場価格の上昇が期待されるファンダメンタルの要因となります。
エアドロップイベントは中止
ステラ開発財団は、今回のバーンについて、ステラトークンをグローバルな決済スタンダードとして普及させるためとしています。
これまでのエアドロップはXLMのエコシステムにとってマイナスな影響が及んでいたと説明しており、ワールドギブアウェイプログラムとパートナーギブアウェイプログラムの2つのエアドロップイベントを中止するとしています。
また、今後のさらなるバーンの予定はないとのことです。
今回のトークンバーンで市場の供給量が減少したことで1XLMあたりの価値が大きく高まることとなり、価格上昇を期待する買いが流入し価格の高騰を引き起こしています。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/XLMBTC/
大手仮想通貨取引所コインチェックは、ステラの新規上場を発表しており、12日から取り扱いを開始する予定とのことです。
The post 仮想通貨ステラ 供給量の半分を焼却で価格は高騰 appeared first on CRIPCY.