マネックスグループ<8698>の子会社である大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは12日、新たに仮想通貨「ステラルーメン(XLM)」の取り扱いを開始した。これに伴い、ステラルーメンの発行元であるStellar Development Foundationから、同社が2017年6月に実施したエアドロップ(通貨発行元による仮想通貨の無料配布)にて受け取った約2800万XLM(約2億4000万円)を、当時のユーザーのビットコイン保有量に応じて配布することを明らかにした。
対象者は、『配布対象時点でコインチェックの「取引アカウント」「貸仮想通貨アカウント」「決済アカウント」において、ビットコインを保有している』、および『付与実施時点で同アカウントが通常通り利用できる状態となっている』、2つの条件に当てはまる者。また、貸仮想通貨アカウントにて貸出申請中、貸出中のビットコインも付与対象になるという。
約2800万XLMから手数料(付与に関して生じた費用等)を差し引いた後の数量を、付与対象者の配布対象時点のビットコイン保有量に応じて付与するとしており、2020年中に付与する予定と伝えている。
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