ステラ開発財団(SDF)は、11月4日に約550億XLMをバーンしたことを公式ブログで発表しました。それに伴いXLMの価格は最大で20%上昇しています。
仮想通貨ステラとは
仮想通貨ステラは、両替や国際送金などに特化した通貨です。同じような通貨にリップルがありますが、非中央集権、非営利を謳っている点が異なります。
2019年11月12日から仮想通貨取引所コインチェックで取り扱いが開始されることで、日本でも注目を集めていました。
仮想通貨ステラ、550億XLMをバーン
ステラ開発財団(SDF)は11月4日、運営資金から50億XLM、エアドロップ用の資金から500億XLM、合計550億XLM(約4400億円)をバーン(焼却)しました。
SDFのブログによると、ステラの発展に伴い、運営資金、流通しているステラが十分であると判断したためとのことです。
SDFは550億XLMをバーンしてもなお300億XLM保有しています。今回のバーンは、市場への供給量を減らし、保有している300億XLMの価値を高めるために行われたのでは、という見方もあります。
XLMのバーン発表後、価格は最大で約7.4円から8.8円(1ドル=約 109円)に約20%上昇しました。現在の価格は約8.3円です。
他の仮想通貨の影響は?
XLMのバーンによる、他の仮想通貨の影響は特に見られませんでした。
ビットコインは、少し価格が上昇していますが直接関係はなさそうです。
まとめ
ステラ(XLM)は、両替や国際送金などに特化した仮想通貨で、11月12日からコインチェックで取り扱いが開始されることで話題の仮想通貨です。
ステラ開発財団(SDF)は、11月4日に自身が保有する550億XLMをバーンし、流通量を調整しました。
これにより、ステラ(XLM)は価格が約20%上昇しましたが、他の仮想通貨に影響はないようです。
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