今朝方、BTCの価格が8000ドル付近まで上昇しました。今回のこの価格上昇にはUSDTの突然の大量発行が合ったのでは?という背景が考えられていますがこれは正しいのでしょうか。
Tether社発行のUSDTの時価総額をCoinMarketCapのデータで見ると、確かに急上昇していることが確認できました。
しかし、実際にはTronベースのTRC20によるUSDTが未カウントになっており、この数ヶ月の間で、USDTの時価総額は緩やかに上昇していた事実が浮上しています。
USDTは現在、Omniベース、ERC20ベース、TRC20ベースのものが発行されており、ここ数ヶ月でTRC20によるUSDTのスワップを繰り返していたことが記憶に新しいです。
USDT時価総額は突然増えていないので混乱しないよう注意。
BTC情報アラートの『負債』が一般に発行枚数と言われている数です。
青線はCoinMarketCapの時価総額ですが負債に対して数ヶ月ずれていました。(TRC20など未カウント)
CMC側も修正を行い正しい時価総額を出すようになったと思われます。 https://t.co/7uWYYIFIW7 pic.twitter.com/znuL4MUqMq— Tainoko@仮想通貨 (@btc_tainoko) January 7, 2020
BTCの価格が上昇した背景にはTether社のUSDTが突然、大量発行されたのではと考えのユーザーも多かったのではないでしょうか。
しかし、USDTの時価総額自体は、この数ヶ月ずっと緩やかに上昇していたので、ビットコインの上昇に要因になっていることは間違いないと考察できます。
海外のメディアでも急激なUSDTの発行が話題になっていますが、事実は上記の画像のとおりなので、混乱をしないように気をつけましょう。
The post CoinMarketCapの $USDT 時価総額データが未反映か、USDTは数ヶ月で緩やかに時価総額が上昇していた? appeared first on CRYPTO TIMES