ビットコイン価格は年初来高値を更新し続けています。
6日に再び価格が上昇し、10月28日以来の高値を回復しました。
2017年をの仮想通貨バブルを彷彿とさせるような強気パターンが意識され始めているようです。
新型コロナウィルスの感染拡大で世界中で不安が広がる中、ビットコインがオルタナティブ資産(代替資産)に向いているとの見方が強まりつつあります。
5月に予定されている半減期やハッシュレートの面でも強気パターンが意識され始め、心理的節目とされている100万円を突破しました。
アルトコイン市場のこれに反応するかたちで価格高騰する銘柄が相次いでいます。
2つのゴールデンクロスが強気のサイン
ゴールデンクロスとは短期と長期の移動平均線が交差する現象を指します。
今回確認されたゴールデンクロスでは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜ける形が確認され、強気パターンのサインと見られています。
ビットコインは1月19日に、21日移動平均線(短期)と90日移動平均線(中期)のゴールデンクロスを形成した後、27日にはビットコイン価格が200日移動平均線(長期)を突破して上昇傾向を強め、その後2月5日には、21日移動平均線(短期)と200日移動平均線(長期)のゴールデンクロスを形成し、さらに上昇気流に弾みをつけました。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCJPY/
今後、さらに上昇相場の勢いが強まるサインとしては、中長期的なトレンド転換を示す90日移動平均線(中期)と200日移動平均線(長期)のゴールデンクロスが形成される時期がポイントになるとのことです。
次の6ヶ月で200%近く上昇する強気予想も
ファンドストラットのグローバルアドバイザーであるトム・リー氏は、ビットコインが200日移動平均線を突破したことを理由に、次の6ヶ月で200%近く上昇すると強気の予想を強調しています。
「1月は歴史的に弱い月ですが、ビットコインにとっては26%の上昇を記録し、素晴らしい月となった。200日移動平均線を突破することは、強気市場が回復したといっていい。200日移動平均線を上回るときはいつでも、向こう6ヶ月間の平均リターンは197%になっている。」
リー氏の法則に従って単純計算すると、今から6ヶ月後の8月には29000ドル(約318万円)を突破する可能性もあるということになります。
ビットコインの強気パターンがこのまま維持され、大きく飛躍することができるのか期待が高まります。
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