ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

デジタル裁判所のアラゴンコートにティム・ドレイパー氏100万ドル出資

2020/02/21 02:36
Cripcy

億万長者(ビリオネア)のティム・ドレイパー氏は、以前からテスラ、スペースX、コインベースやBaiduにも出資して来たブロックチェーン支持者としても知られています。

彼のベンチャーキャピタルDraper Associates(ドレイパー・アソシエイツ)は、ブロックチェーンスタートアップのAragaon(アラゴン)に、そのメインネットワークで使われるANTトークン100万ドル(約1億1000万円)分を購入してサポート表明するようです。

技術投資の世界においてはそれほど多くはない額ですが、まだ生まれたばかりのブロックチェーンの世界ではかなり多額の出資といえます。

アラゴンは事実上のインターネット裁判所を目指す

これまでブロックチェーンで実現できる応用例としては、金融、物流、管理など多くのジャンルで改革を起こしていますが、ブロックチェーンによる社会機構の改革の波は遂に、法律システムにも起ころうとしているようです。

アラゴンは2016年11月、起業家のルイス・クエンデとホルヘ・イスエルドによって設立されました。DAOを構成するのに必要なフレームワークやツールを提供しています。

DAO(Decentralized Autonomous Organization、自律分散型組織)は、読んで字のごとく、特定の管理者や主体もない分散型の組織です。

その組織内には階層構造もなく各人によって自律的に運営されているので、組織としてのガバナンスや何らかの意思決定およびその実行の際は、メンバーの合意により予め定められたルールに従って執行されます。

アラゴンは事実上の、いわゆるインターネット裁判所となることを目指しており、デジタル組織の管理ツールと紛争解決のオンラインサービスを提供する、このAragon Court(アラゴンコート)がそのバックボーンとなります。

デジタル裁判所のアラゴンコートにティム・ドレイパー氏100万ドル出資
(出典 https://aragon.org/en/network)

2018年後半のローンチ以来、アラゴンのプラットフォーム上に作成された組織は1000件を超えています。

またアラゴンは、過去にブロックチェーン使用の件でイーサリアムとの問題が発生した後、アラゴン専用ブロックチェーンであるAragon Chain(アラゴンチェーン)の発表もしました。

そして今回、ネットワーク上で論争解決を目指す、いわゆるデジタル裁判所Aragon Court(アラゴンコート)は、2月10日に運用がスタートしました。

既にプラットフォームにあるデジタル裁判所(法的管轄区)には、リアルワールド(実在世界)の人間247人の陪審員がいます。

彼らがアラゴンコートに参加する際、アラゴンのANTトークンがネットワークのガバナンスとして使われます。

アラゴンのデジタルコートシステムは、現在、メインネットで公開されています。
参加者は、プラットフォームのANTトークンまたはMakerDAOのステーブルコインDAIを使用して、紛争を解決するために投票または陪審員となることが出来ます。

また、チームは彼らのビジョンを説明するマニフェストも公開しています。

新しい裁判を毎日開くのは不可能

「我々はドレイパー氏と共に取り組んでいけることに非常に胸を躍らせています。新しい(デジタル)裁判所の構築にアドバイス出来るとしたらそれは、彼以外考えられません。」と、

ルイス・クエンデは述べています。以前、彼がビットコイン業界で立ち上げた企業もまたドレイパー氏によって支援されたものでした。

ドレイパー氏がアラゴンを支持するようになったのは最近のようですが、彼はこれまでも政府のイノベーション推進者であり、Six Californiasイニシアチブを立ち上げ、エストニアのeレジデンスプログラムに関わっている事で知られています。

そのようなイノベーションの投資家である彼が今後、アラゴンの諮問委員会にも加わり、プロジェクトのサポートを続けることになります。
「実際の裁判は毎日なんてできないが、アラゴンコート立ち上げによって、世界が変わる。」と、彼は述べています。

参考サイト:
“https://bitcoinist.com/tim-draper-invests-1-million-into-digital-court-blockchain-project/”
“https://techcrunch.com/2020/02/19/tim-draper-puts-1m-into-the-aragon-blockchain-project-to-create-digital-courts/”
“https://aragon.org/project/”

The post デジタル裁判所のアラゴンコートにティム・ドレイパー氏100万ドル出資 appeared first on CRIPCY.

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/07/11 (金) 15:15

「Web3配当」はポンジ?中国当局が警告する5つの特徴

中国の業界団体である北京インターネット金融業協会(BIFA)は7月9日、Web3やDeFiを謳う高利回りの投資案件について実態は古典的なポンジ・スキームであるとして強い警告を発表しました。BIFAによると勧誘者は「ステ[...

NEW25/07/11 (金) 15:15

コインベース、AI企業Perplexityと提携|AIによる取引促進を実現

大手暗号資産取引所のコインベースは、AI開発企業Perplexityとの提携を発表しました。この提携はトレーダーがリアルタイムで信頼性の高い暗号資産データへアクセスできるよう支援し、より情報に基づいた意思決定を可能にする...

NEW25/07/11 (金) 11:45

ビットコイン、11万6400ドルで史上最高値更新|供給ショックが引き金か

ビットコイン(BTC)が急騰し、史上最高値となる11万6400ドルに達しました。この価格高騰は市場のボラティリティが歴史的な低水準まで低下し供給が引き締まる中で発生したものです。ビットコイン市場はボラティリティが極度に[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/07/11 (金) 09:01

2025年7月11日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月11日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはHedera Hashgraph、下落率トップのはTezosでした。なお、過去7日間において、 Stellar が +26.00%と大きく上昇。

25/07/10 (木) 09:01

2025年7月10日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月10日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはCompound、下落率トップのはFlareでした。なお、過去7日間において、 Stellar が +24.11%と大きく上昇。

25/07/09 (水) 09:01

2025年7月9日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月9日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはVeChainThor、下落率トップのはSymbolでした。なお、過去7日間において、 Uniswap が +18.93%の上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能