米国トランプ政権は、新型コロナウィルスの感染拡大による経済への悪影響の緩和のため、合わせて100兆円を超える大規模な経済対策を検討していることを、17日の記者会見で明らかにしました。
ビットコイン一時5,500ドルまで急騰
ビットコイン価格は先週の壊滅的な急落で3,700ドルまで目を下げていましたが、再び急騰し一時5,500ドルまで上昇しました。
現在は引き戻され5,400ドルを下回っています。
企業だけでなく個人への直接支援も検討
新型コロナウィルスの感染拡大の影響で経営が悪化している航空や観光などの企業に対する支援や、仕事を休んでいる人の納税の猶予などが含まれ、小切手などの形で直接給付する措置も検討しているとのことです。
新型コロナウィルスの感染拡大が実体経済へ及ぼす影響はこれから本格化すると見られており、トランプ政権としては積極的な財政出動を打ち出すことで混乱を和らげたい考えですが、現在議会との調整が続いており、今後迅速に実行に移せるかは不透明な状況です。
市場が本当に待ち望んでいるのは、ウィルス拡大を根本的に阻止し、市場の安定を取り戻すための具体的な解決策です。
トランプ政権は、今回その最初の一歩として今回の措置を打ち出したと見られます。
5,500ドルに向けた緩やかで着実な上昇が重要
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
ビットコインは、現在5,050ドルから5,400ドルのレンジで取引されており、まさに5,500ドルのレジスタンスに直面しているとのことです。
1から4時間足のチャートでは、5,400ドルをサポートラインに反転させる寸前と見ることもできます。
しかし現在、ビット金は5,500ドルから6,000ドルのラインが強いレジスタンスとなっています。
現在のレンジを維持するができなくなれば、価格は再び4,800ドルのサポートラインまで下落する可能性が高いと見られています。
このレベルを下回れば、先週中に価格が2回リバウンドした4,400ドルがサポートラインとなります。
5,200ドルを超えることができなければ、4,800ドルから4,400ドルのレンジに再び引き戻される可能性が高まるとのことです。
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