ビットコイン価格は1週間ぶりに再び6,000ドルを割り込みました。
週末や月末に6,000ドルを下回る下落が起きていることから、週明けに株式市場で価格修正の動きが継続するのでは、との不安に影響されていることが考えられます。
6,200ドルに届かず下落
現在のビットコイン価格は5,900ドル付近で6,200ドルへのサポートを目指して上昇していましたが、これを超えることなく再び急落したかたちです。
出典:https://jp.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
短期的に見るとビットコインは5,850ドル以上を維持することができなければ、5,700ドルへの下落も視野に入ってくることになります。
5,700ドルは、3月12日以降に少なくとも5回サポートラインとして注目されたポイント地点です。
この5,700ドルを下回れば、5,350ドルが次のサポートエリアとなり、これを下回れば投資家は以前にダブルボトムを形成した4,446ドルを意識することになります。
投資家の恐怖心理
現在、the Crypto Fear & Greed Indexの数値は12の値を指しています。
これは「極度の不安」を表しているとされ、また仮想通貨トレーダーが現状の仮想通貨市場に対して非常に弱気なスタンスである事実を示しています。
ビットコインの半減期が近づいても、投資家の心理が強気に転じる様子は見られません。
現在の12という値は、2週間前にビットコイン価格が3,775ドルまで下落した時よりは軽減されていると見られます。
多くのトレーダーはビットコインの週末の価格動向を重視しません。
週末は取引量が減少する傾向にあるからです。
短期的な時間枠で見た時に、取引量が枯渇し最終的にボリンジャーバードを下抜けた時に、トレーダーは価格が弾みを失ったことに気づくのです。
アルトコインもビットコインに連動
アルトコインもビットコインの動向を反映し多くのトップ20位の仮想通貨は3%から5%下落しています。
リップルは7.64%、バイナンスコインh5.37%、モネロは6.57%それぞれ下落しています。
仮想通貨市場全体の時価総額は現在1680億ドルでビットコイン のドミナンスは64,8%となっています。
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