テリロジー、前期経常を82％上方修正

　テリロジー <3356> [ＪＱ] が5月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常損益を従来予想の9500万円の黒字→1億7300万円の黒字(前の期非連結は9700万円の赤字)に82.1％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億2300万円→2億0100万円(前年同期非連結は1億1500万円)に63.4％増額し、増益率が7.0％増→74.8％増に拡大する計算になる。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成30年３月期通期業績につきましては、企業内ネットワーク環境の脆弱性を可視化、分析、レポートする脆弱性診断サービスのほか、当社グループの主要顧客向けのネットワークインフラ構築案件が堅調に推移したことから、売上高は前回予想を若干上回る見込みです。　利益面では、売上高が順調に推移したことに加え各種経費の削減効果がみられることから、営業利益166百万円、経常利益173百万円とそれぞれ前回予想を上回る見込みです。　また、親会社株主に帰属する当期純利益は、「１．特別損失の計上について」にて記載のとおり、投資有価証券売却損や会員権評価損など16百万円を特別損失に計上することといたしましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は154百万円であることから、前回予想を上回る見込みです。　なお、平成29年11月24日付「（開示事項の経過）資金の借入れに関するお知らせ」の平成29年10月20日付「アイ・ティー・エックス株式会社法人向けICTサービス事業にかかる会社の株式取得（子会社化）に関するお知らせ」にて公表した、アイ・ティー・エックス分割準備株式会社の株式取得資金として金融機関から資金の借入についてのほか、平成30年２月２日付「株式会社フィスコ仮想通貨取引所との業務提携の一部見直しに関するお知らせ」の株式会社フィスコ仮想通貨取引所との業務提携の一部見直し及び「株式会社カイカとの資本提携の締結及び業務提携の一部見直しに関するお知らせ」の株式会社カイカとの資本提携の締結及び業務提携の一部見直しにつきましては、平成30年３月期の業績に与える影響は軽微であります。（注）業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。