TRONの次期Verであるver.4.0のローンチが7月7日に行われることがJustin Sunより発表されました。
(1/2) Open Letter on the Great Voyage: TRON 4.0
1. TRONZ Smart Contract Privacy Protocol
2. The New TPOS Dual-layer Consensus Mechanism
3. New TICP Cross-chain Protocol
4. Financial institution and enterprise blockchain solution
AND other updateshttps://t.co/61S9zMsTOc pic.twitter.com/Q3J1Tk049S— Justin Sun (@justinsuntron) June 7, 2020
TRONは2018年の6月25日のメインネットローンチから3回のアップデートが行われており、4回目となるver4.0のローンチが7月7日に行われます。7月のアップデートにより既存のメインネット「Odyssey」が終了し「Great Voyage」へと移行されます。次期VerとなるTRON4.0ネットワークの特徴は
- 仮想マシーンによって動く最初のスマートコントラクト プライバシー プロトコルを実現させ、高速で生産的かつエネルギー効率の良いプロトコルの制作。
- マイニングに関して DPoSとPBFTの長所を組み合わせたTPOSコンセンサスメカニズムの発展。Delegated Proof of Stake(DPoS)は、トークン(TRONの場合はTRXトークン)の保有率に応じて投票の権利を分配し合意形成をするメカニズムです。一方Practical Byzantine Fault Tolelance(PBFT)はトークンの保有率にかかわらず予め決定された信頼できるノードが投票を行います。両者の利点を組み合わせ、ブロック確認時間を57秒から3秒に短縮しました。
- 別のTICPプロトコルを実装するブロックチェーンと通信するためのクロスチェーンプロトコルTICPの導入。主に、異なるブロックチェーン間での資産の交換と移転に使うことができます。ver.4.0のリリース時には3つのパブリックチェーンと通信が可能になる予定です。
- 金融機関や企業に向けたブロックチェーンソリューションの発展。
今回のメインネットのアップデートに関してはJustin氏がTwitterで「新プロジェクトを発表する」と事前に告知していました。
記事ソース:Medium
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