ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

【イベントレポート】Tokyo Blockchain Contents Conference 2020 ~ アート業界におけるNFT活用

2020/11/25 18:30
Crypto Times

こちらの記事は、2020年10月23日に開催されたTokyo Blockchain Contents Conference 2020 (例年はTokyo Blockchain Game Conference 2020)の中のアート業界におけるNFT活用に関するディスカッションのレポートです。

今回のディスカッションはミスビットコインの司会のもと、アメリカの人気DJである3LAUをはじめ、ブロックチェーン上でアートの売買を行うSuperRareのCEO、John Crainなどの特別ゲストを交えたセッションでした。

豪華メンバーを交えたセッションではアーティストによるNFTの活用方法や、NFTによって可能になるアーティストとファンの新たな関わり方などについて話し合いました。

登壇者

ミスビットコイン(藤本真衣)

ブロックチェーン業界に10年ほど関わっており、Double jump、Animoca、Aniqueのアドバイザーを務めている。

綾斗優

10年ほどビジュアルプログラム業界で働いたのち、暗号資産業界へ。2006年からメディアアーティストとして活動しPremiumJapanProject合同会社・代表の代表を務めている。

John Crain

SuperRareの創始者でありCEO。暗号資産に携わる前はクリエイティブテクノロジーと広告業界で働いていた。また、​ジェ ネレーティブ​アーテイストとしても活動しており、アートと暗号資産を融合する仕事をしている。

SuperRareには553人のアーティストがいて、1500点近くのアートが展示されている。

Justin(3LAU)

世界的に有名なアメリカ人 DJ、そしてエレクトリックダンスミュージックプロデューサーとしても活動している。ブロックチェーン業界には6年程携わっており、音楽とアートの新しいショーケースとしてNFTは1年ほど関わってい る。

Steve Lee

Block Tower Capitalに務めており、2017年から暗号資産業界に携わる。以前はポートフォリオマネージャー兼投資家として8年間ほどゴールドマン・サックスで働いていた。

Tokyo Blockchain Contents Conference 2020

Super Rareの優れた点や可能性

セッションはトークン化されたデジタルアートワークピースの売買を行うことができるプラットフォームSuper Rareについての談議から始まりました。

Super Rareではレベルの高いアーティストが揃っていることが特徴となっていますが、アーティストのリクルート、アーティストからSuper Rareの利用を始める両方により使われるプラットフォームとなっています。

現在では、Super Rareを用いることは、コロナウイルスの影響でイベントが開催できなくなったアーティストたちの新たな収入を作ることができるので、時代のニーズを捉えたサービスになっています。

その中の特徴として、グラミー賞受賞アーティストである、RACがSuperRareで初めてNFTを使って売り出した際に26,000ドルの値段がつくなどの盛り上がりを見せています。

また、アーティストがいつアートを展示するか自分で決められることもサービスを利用したアーティストから評価されていることも特徴としてあげられています。

実際にプラットフォームを利用したJustin氏は、他のプラットフォームと比べて優れている点として、アートの質、収益のスムーズな支払い、そして運営とアーティストのコミュニケーションを上げました。

Justin氏によると、Super Rareは「僕のアート作品をプラットフォーム上で展示する時に、他のアー ティストの作品の質も高くあって欲しい」というアーティストの想いに応えるプラットフォームになっているようです。また、技術面に関しては「アーティストが値段に合意し、取引が成立したらすぐにイーサリアムが支払われる。スマートコントラクトシス テムは透明性があるし(安心だ)」とコメントしています。

NFTから生まれる価値とは

Super Rareについての議論の後、Steve氏が「どうして人々はNFTを持ちたがるのか。(NFTを用いることで、)既存のビジュアルアートや、ダウンロードできるビジュアルデジタルミュージックとは別の、どんな新しいものを提供 できるのか。」と問いかけました。

それに対し、Justin氏は過去にSteve氏をバックステージに招待したことを話し、NFTを保有するユーザーに対しこのようにショーのバックステージに招待するサービスを作ろうと考えていることを明かしました。

また、「アーティストにどのぐらい好きだとか尊敬しているかを伝えられる事(がNFTの利点である)。既存のアーティストへの貢献方法はグッズの購入やコンサートの参加だけど、それではアーティストへはそれほどお金が入ってこない。実際、僕のNFTを買った人のTwitterをフォローしてるんだ。NFTのすごいところは、 もっと強くて近い絆をファンとアーティストの間に構築できる事だね。」と新たなアーティストとファンの関わり方の可能性について指摘しました。

日本でもUltraのような音楽カンファレンスがたくさん存在しており、その中で珍しいNFTを使っていきたいことも明かしていきました。

今後の展望について

今後の活動予定について、John氏は「改良されたオークションシステムをローンチするんだ。それと、EUXとかを使って面白いディスプレイソリューションを作ることもしているよ。家でもアートを楽しめるようになったら素敵だろう。」と答えています。

またJustin氏もディスプレイにアートを表示させていると明かしました。また、今後の活動については「ミュージックビデオを作っていると思う。簡単に言うと、ある新しいテクノロジーがあって、レーザーを照射してデジタルアートを壁にディスプレイで きるんだ。僕のアートをプログラムして、レーザーで君の家の壁一面に照射できるわ け。」と新たな取り組みについて語りました。

最後に

今回のカンファレンスはNFTを用いた新たなアート業界について学ぶとてもいい機会となりました。

日本ではNFTのユースケースとしてはゲームが主流になっていますが、アーティストたちはゲーム業界以外にもNFTを取り入れることができると主張していました。

日本ではまだ馴染みのないアート業界におけるNFTの活用事例について、読者の皆さんも興味を持っていただけたら嬉しいです。

The post 【イベントレポート】Tokyo Blockchain Contents Conference 2020 ~ アート業界におけるNFT活用 appeared first on CRYPTO TIMES

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/05/10 (土) 18:45

イーサリアム、ビットコインを凌ぐ急騰|その背景とは?

ここ数日、暗号資産市場が広範なマクロ経済状況を背景に上昇する中、イーサリアム(ETH)がビットコイン(BTC)を大きくアウトパフォームしています。CoinGeckoによれば、時価総額第2位の暗号資産であるイーサリアムは[...

NEW25/05/10 (土) 18:00

トランプ氏とバイナンスに新たな疑惑|民主党議員ら調査要求

エリザベス・ウォーレン上院議員ら米上院の民主党議員が、ドナルド・トランプ大統領の暗号資産を巡る関係や、大手暗号資産取引所バイナンスについて、財務省と司法省に説明を求めていることが明らかになりました。議員らはスコット・ベ[...

NEW25/05/10 (土) 17:45

Lidoに新提案、stETH保有者にも議決権|デュアルガバナンス導入で影響力強化へ

大手流動性ステーキングプロトコルであるLidoのガバナンスコミュニティにおいて、stakedEthereum(stETH)保有者にプロトコルの意思決定においてより大きな影響力を与えるための新しい提案が検討されています。[...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/05/10 (土) 09:01

2025年5月10日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

5月10日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはEnjin、下落率トップのはBitcoin Cashでした。なお、過去7日間において、 Ethereum が +27.43%と大きく上昇。

25/05/09 (金) 09:01

2025年5月9日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

5月9日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはSushiSwap、下落率トップのはMatic Networkでした。なお、過去7日間において、 EOS が +22.22%と大きく上昇。

25/05/08 (木) 09:01

2025年5月8日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

5月8日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはEOS、下落率トップのはLitecoinでした。なお、過去7日間において、 EOS が +22.32%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能