日本発のパブリックブロックチェーンであるPlasm Network(プラズムネットワーク)の開発をリードするStake Technoloiges Pte Ltdが、Binance Labsを初めHashKey、PAKA Ventures、LongHash Ventures、Digital Finance Groupから総額約2.5億円の資金調達を実施しました。
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BinanceがPolkadotエコシステムのプロジェクトに投資を行なうのはPlasm Networkが初となります。
Plasm Networkはパブリックブロックチェーンの直面している大きな課題である相互運用性(インターオペラビリティ)とスケーラビリティ(処理性能)の解決を目指す日本初パブリックブロックチェーンです。
資金調達の背景
Stake Technoloiges Pte Ltdは2019年以来、日本発となるパブリックブロックチェーンであるPlasm Networkの開発にコミットしてきました。2020年5月にはPlasm NetworkのベースレイヤーとなるPolkadotがローンチし今日に至るまで世界的に高い注目を集めています。
同社は「パブリックブロックチェーンという領域において残念ながら日本は大きな遅れをとっていると認識しております。次世代の中核技術となるパブリックブロックチェーンにおいてグローバルのトッププレイヤーを巻き込みながら、今後一層結果を出すべく今回の資金調達に至りました。」とコメントしています。
出資企業について
今回リード投資家となったBinance Labsは世界最大の暗号資産取引所を運営するBinanceが組成したファンドです。ブロックチェーンと暗号資産にまつわる起業家、プロジェクト、コミュニティをインキュベートし、エンパワーすることで、エコシステムにとって最も重要な問題を解決し、世界をより良い方向に変えることをミッションにおいています。
Binance Labs投資責任者のWei Zhou氏は今回の出資に関して、「私達はPlasm Networkのローンチからこれまでの成長をみて非常に感心をしています。PlasmはPolkadotのテストネットに最初の接続したブロックチェーンでありPolkdotのエコシステムにおける最も有望なプロジェクトの1つです。Plasmに投資を行い、サポートをしていくことでPolkadotエコシステムをサポートしコミットメントを行うことを示していきます。」とコメントしています。
Plasm Networkとは
Plasm Networkはパブリックブロックチェーンの直面している大きな課題である相互運用性(インターオペラビリティ)とスケーラビリティ(処理性能)の解決を目指す日本初パブリックブロックチェーンです。
Plasm Networkは、異なるブロックチェーンを接続でき暗号資産の時価総額が世界4位であるPolkadotに接続することでインターオペラビリティ問題を解決します。また、Ethereum Virtual MachineをサポートしておりEthereum上にデプロイされたスマートコントラクトをPlasm Network上で使用することも可能です。
PolkadotエコシステムにおいてPlasm Networkおよびコア開発会社であるStake TechnologiesはPolkadotのテストネットに世界初となる接続に成功、Polkadotを開発するWeb3財団より世界最多の助成金を獲得、Polkadotのテストネットに世界初のスマートコントラクトをデプロイ、UC Berkeleyのアクセラレーションプログラムを卒業するなど確かな成果を上げています。
過去にはPolkadotエコシステム内で最多となる全6回の助成金をPolkadotの開発主体から獲得、トークン配布では約65億円相当のETHがスマートコントラクトにロックされるなどの実績を持っています。
過去にCRYPTO TIMESではStake TechnologiesのCEO 渡辺創太氏、CTO 山下琢巳氏にインタビューを実施しています。
記事ソース:PR Times
The post Plasm NetworkがBinance他4社から約2.5億円の資金調達を完了、グローバル展開へ appeared first on CRYPTO TIMES