マネックスグループ<8698.T>が大商いで一時11%高の972円と急反騰したほか、株価が低位に位置するリミックスポイント<3825.T>が22%強の上昇で186円まで上値を伸ばすなどビットコイン関連株の一角に短期筋の攻勢が再び活発化している。ビットコイン価格は2月末に4万3000ドル近辺まで急落したが、足もとは再上昇に転じ前日の取引では4万8000ドル台を回復した。ビットコインについてはバブル的な色彩が強いと指摘する声が多い一方で、機関投資家からのアプローチが引き続き活発。「米大手金融会社が暗号資産のトレーディングに前向きな姿勢をみせ、これが思惑を呼んでいる」(中堅証券ストラテジスト)という。これを背景に東京市場でも、関連銘柄に波状的な買いを誘導している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS