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中国が上海にて大規模なデジタル人民元のエアドロップを実施し、デジタル人民元の規模拡大に取り組んでいます。
上海では55デジタル人民元(900円程度)が入った35万個の「赤いパケット」が配布されました。これにより、合計で3億円相当のデジタル人民元を配布したことになります。
前回の試験的配布では20万個のパケットが配布されており、規模の拡大が見られます。
去年は中国が香港でデジタルユアン(人民元)プロジェクトを実行することが地元メディアSouthern Dailyによって報道されました。今回のテストでは、中国が中央銀行のデジタル通貨をより多くの市民に試してもらいたいと考えている可能性がうかがえます。
日本国内においては去年、日本銀行が「中央銀行デジタル通貨に関する日本銀行の取り組み方針」を発表し、個人や企業を含む幅広い主体の利用を想定した「一般利用型CBDC」について、日本銀行の取り組み方針を示しました。
日銀の公表資料では、「概念実証」(Proof of Concept)のプロセスを通じて、CBDCの基本的な機能や具備すべき特性が技術的に実現可能かどうかを検証したうえで、必要であればパイロット実験の要否について検討する」と公表されています。
記事ソース:The Block
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