暗号通貨取引所FTXが、自社が手掛ける独自NFTプラットフォームを約1ヶ月後に正式ローンチとして、利用可能な状態にする予定であることが分かりました。
BloombergがFTXのCEO「サム・バンクマン・フライド氏」とFTX.USの社長「ブレット・ハリソン氏」に行ったインタビューによると、FTXは、市場におけるNFTの存在感がさらに増すことを目指しており、そのための施策の1つとして独自NFTマーケット構築の計画を進めている模様です。
Sam Bankman-Fried on crypto regulation, the Solana meltdown, and NFTs https://t.co/YS8WW8NcVx @VildanaHajric @kgreifeld @dliedtka
— Bloomberg Crypto (@crypto) September 19, 2021
FTXはNFTプラットフォーム「Opensea」と競争目的で独自プラットフォームを計画したとしています。その上でFTX.USの社長のハリソン氏は、
“「インフラストラクチャがすでに構築されており、同社はプラットフォームを立ち上げるのに適した立場にある -引用元:Bloomberg」”
と独自NFTプラットフォームのフルローンチに向けて準備が順調に進んでいることをアピールしました。
FTXとNFT
FTXは既に取引所サイト内で、EthereumとSolanaネットワークでNFTに対応するページを公開しておりNFTの「入札・購入」や「所有しているNFTのオークション形式での出品」など基本的な機能がサイト内に実装されています。
FTXがNFTマーケットプレイスをローンチ、物理的な商品とも交換可能に
インタビューの中で「Openseaに対抗する」とFTX側が述べた点から、今回の独自NFTプラットフォームはOpenseaと同じ分散型NFTプラットフォームになることが推察されます。
FTXはNFTに関して様々な施策を行ってきており、今月初頭には「Test」と書かれた画像を実験的に販売し、270,000USD程の値段が付いたことで業界でも話題となりました。
FTX NFTマーケットプレイスで「Test」と書かれたNFTを販売
The post FTXの独自NFTプラットフォーム、約1ヶ月後に公開予定か appeared first on CRYPTO TIMES