タイの不動産会社サイアム・リアル・エステートがタイの暗号通貨取引所Bitkubとの提携し、住宅、別荘、コンドミニアム、土地、賃貸物件の支払い方法として暗号通貨が選択可能となったことを発表しました。
サイアム・リアル・エステートは、プーケット、バンコク、パタヤ、チェンマイ等で15,000以上の物件情報を提供しており、ユーザーはBitkubの取引所アカウントを介すことでこれらの物件の支払いを暗号通貨で行えます。
BitkubのCEOを務めるAtthakrit Chimplapibul氏は今回の件に関して下記のコメントを残しています。
“「Bitkubがサイアム・リアル・エステートとコラボレーションすることで、すべての顧客にとってデジタルの世界に入ることに一歩近づきました暗号通貨での不動産取引は、取引に数分しかかからず、手数料もごくわずかなため、顧客と企業の両方にとってアクセス性が向上します。サイアム・リアル・エステートには多様な宿泊施設の選択肢があり、すべてのお客様が最高の商品とサービスの恩恵を受けることができます。(一部省略) -引用元:siamrealestate.com」”
50種類の暗号通貨を取り扱っているBitkubは、外国人でもパスポートなどを用いた本人確認を行うことで利用可能な取引所です。
先日、マスターカード社はBitkubを含むアジア圏3社との提携を発表し、マスターカードはユーザーが暗号通貨を各国の法定通貨に変換し、使用が可能なカードを発行予定としています。
タイ国内では暗号通貨に関する取り組みが進んでおり、先日タイ大手銀行のカシコン銀行が法定通貨でNFTの購入が可能なNFTマーケットプレイス「Coral」を年末までにリリース予定と発表しています。
「法定通貨でNFTを」タイ大手銀行がNFTマーケットプレイスを発表
記事ソース:siamrealestate.com、mastercard.com
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