Monumental Sports & Entertainment(MSE)と米国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるFTX USは20日、パートナーシップを締結したことを発表した。FTX USは、MSEにとって暗号資産分野で初の公式パートナーとなる。
MSEは、NHLのワシントン・キャピタルズ、NBAのウィザーズ、WNBAのミスティックス、キャピタル・シティ・ゴー・ゴーを保有している。今回の複数年契約により、FTX USのブランド認知度を4チームのファンの間で高めることができる。また、MSEの公式NFT(非代替性トークン)パートナーとして、FTX US NFTプラットフォームは、Monumental Sportsチームによる今後のNFT投下の独占権を持つことになるようだ。
MSE社のJim Van Stone CCOは、ブロックチェーン技術とスポーツ体験の融合は始まったばかりとしたうえで、「FTXと協力してファンに主要な暗号資産取引所のサービスを提供できることに興奮している。」と述べた。
FTXは、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手をアンバサダーとして契約し、トム・ブレイディとスーパーモデルのジゼル・ブンチェン夫妻も含め、数多くのスポーツパートナーシップを結んでいる。FTX USのビジネス開発担当者のAvi Dabir氏は、「FTX USの主要目標の1つは、デジタル資産の認知度を高め続け、FTX USプラットフォームの利用者にユニークな体験を提供することです。今回の提携により、ワシントンD.C.のスポーツファンに暗号資産の唯一無二の体験を提供できることに興奮しています。」と述べている。今後も、同社の認知度を高める動きには注目が集まりそうだ。
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