ブロックチェーンを活用した動画配信プラットフォーム「Theta」を運営するTheta Labsは7日、ソニーと共同でソニーのSpatial Reality Display(SRD)用に特別に設計された2種類の3D NFT(非代替性トークン)を発売すると発表した。
SRDは、視線の動きを追跡し、視聴者の動きに合わせてディスプレイを調整することで、3Dの視聴体験を提供する。ユーザーはメガネやその他のアクセサリーを使わずに3Dオブジェクトを見たり操作したりすることができる。このため、Thetaとソニーが発売するNFTは、SRD上で、メガネなどのアクセサリーを使わずに3D立体視や操作が可能になる。
今回、3DティキマスクであるThe Tiki GuyというNFTをリリースする予定だという。NFTは10個のみ鋳造される予定で、3D鑑賞に特化して作られているが、2Dバージョンも用意される。また、NFTはTheta LabsのNFTマーケットプレイスである「ThetaDrop」でリリースされる。ThetaDropは、過去にKaty Perryの最初のNFTコレクションや、World Poker Tour、歌番組「American Idol」やゲーム番組「The Price is Right」のプロモーション用NFTコレクションをリリースしている。
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