ブラジルで仮想通貨規制に関する法案が現地時間深夜に制定される可能性があります。
上記法案は主に仮想通貨プロバイダーの規制を目的としたもので、2022年4月に上院で承認、2022年11月下旬に下院で承認されました。
26の州と1つの連邦首都府からなるブラジル連邦共和国では、連邦議会の両院で承認を得た後にブラジル大統領の承認が求められます。12月31日をもって任期を終了するジャイル・ボルソナーロ大統領が、本日中に上記法案を拒否しなければ正式な法律として制定されます。
– ブラジルの基本データ(ソース:外務省) –
人口:2億947万人
首都:ブラジリア
言語:ポルトガル語
宗教:カトリック、プロテスタント、無宗教
元首:ジャイル・メシアス・ボルソナーロ大統領
議会:二院制(上院81名、下院513名)
通貨:レアル
上記法案が制定された場合、これまで仮想通貨の規制を主に担当していたブラジル証券取引委員会の規制に対する関わりが減ることが予想されています。
ブラジル行政府が仮想通貨部門を監督する機関の指定を予定しており、ブラジル中央銀行が任命される可能性が高いとしています。
昨年11月には、ブラジル下院議員が労働者にビットコインでの賃金支払いを可能にする法案を提出するなど、南米の中でも仮想通貨に対する取り組みが続けられているブラジルの今後の動向に注目が集まります。
記事ソース:The Block
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