セレス<3696.T>が安い。米国時間8日、仮想通貨交換業者のFTXトレーディングの経営破綻を受けて預金が急減したことを背景に、米シルバーゲート・キャピタルが傘下の銀行を自主的に清算すると発表した。翌9日には、スタートアップとの取引で名高い米金融持ち株会社のSVBファイナンシャルが、増資と有価証券の売却に伴う損失を表明し同社株は大幅安となった。
投資家のリスク許容度が低下するなかにあって、ビットコイン相場も日本時間の未明に急落。前日午後11時台の2万1700ドル近辺から下げ足を速め、一時2万ドルを下回った。これを受け、仮想通貨関連と位置付けられる銘柄群に売りが出ている。GMOフィナンシャルホールディングス<7177.T>、マネックスグループ<8698.T>が軟調に推移している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS