StarkNet上のレンディングプロトコル「zkLend」がメインネットでアルファ版を公開しました。
…It’s time (🦌,🦢).
🌟One milestone out of many. Thank you for your support. The best is yet to come.
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— zkLend (@zkLend) May 11, 2023
今回のローンチでzkLendは、ETH/wBTC/USDC/USDT/DAIの5つの通貨に対応し、ユーザーは通貨の預け入れや、預け入れた通貨を担保とした借り入れが可能に。現在”LP LAUNCH LOTTO”と呼ばれるキャンペーンも実施されており、ユーザーは2500ドルの賞金プールから報酬を獲得できるとしています。*詳細はDiscordの#announcementsチャンネルで告知

zkLendのアプリケーションの画面|画像引用元:https://app.zklend.com/markets
また、プール毎の借入上限が現在設定されており、ネットワーク上の流動性が向上するにつれ制限は引き上げられていく予定です。
zkLendは今回の発表について下記コメントを行いました。
- “「私たちはまだアルファ段階ですが(ネットワークも同様)、今すぐプロダクトを公開することで、ネットワークでの利用事例が増え、新進気鋭のStarknetエコシステムにおけるzkLendの地位がより強固になると確信しています。次のステップとしては、Starknet Regenesis(第3四半期後半を予定)の頃に、より新しい機能を備えたプロトコルのリフレッシュバージョン(「zkLendメインネット」)の立ち上げに取り組む予定です」”
同プロジェクトは短期的な優先事項として借入限度額の引き上げや*Cairo1.0のコントラクトをすべて書き直したうえでの再監査を実施予定。長期的にはクロスチェーンレンディングや新機能実装に関する取り組みを行っていくとしています。
*Cairo 1.0 = StarkNetで利用されるスマートコントラクトを記述するためのプログラミング言語「Cairo」の最新版。従来のCairoよりも機能開発の速度向上が期待でき、より安全でシンプルかつ使いやすくなるとされている
zkLendについて
zkLendは、StarknNet上に構築されたレンディングプロトコルで”レイヤー2ネイティブマネーマッケットプロトコル”というコンセプトでプロジェクトが展開されています。
オラクルには、分散型かつ透明性の高い価格フィードをチェーン上で提供する「Pragma」を採用。スマートコントラクトに関しては、Ethereumのプログラミング言語SolidityをStarkNetのプログラミング言語Cairoに変換するツール「Warp」等を開発するNethermind社とブロックチェーンの開発と監査の分野における大手サービスプロバイダーABDKの両方から監査を受けています。
– zkLend 公式リンク –
- ウェブサイト:https://zklend.com/
- Twitter :https://twitter.com/zkLend
- Telegram:https://t.me/zkLendAnnouncements
- Discord:https://discord.gg/zkLend
*zkLendが展開されているStarknetは現在メインネットアルファに登録されている状態ですので、取り扱いに関してご注意ください
記事ソース:Medium
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