ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

G7会議、暗号資産とCBDCに言及|国際機関による規制を支持

2023/05/16 17:42
Crypto Times

5月11日から13日にかけて新潟で行われたG7財務大臣・中央銀行総裁会議にて、CBDC (中央銀行デジタル通貨) と暗号資産に関して声明が発表されました。

G7は信頼性が高く安定した透明性の高いグローバルな決済システムは経済や金融活動の重要な基盤となるとし、その中でCBDCは大きな役割を果たすと評価。その上で、いかなるCBDCも、透明性や法の支配、健全な経済ガバナンス等が確保される必要があるとしました。

また、IMF (国際通貨基金) が手掛ける*CBDCハンドブックの作成を歓迎し、2023年IMF年次総会までに成果物の公表が行われることを期待しているとしています。

*CBDCハンドブック = 今年4月にIMFが発表したCBDC導入を検討する国のためのガイド。CBDCに関する知識と経験をまとめたもので、様々な情報やフレームワークが提供される予定


G7はCBDCに関して「潜在的なリスクに対処しつつ、デジタル・マネーに関する政策検討を継続する」と今後の方針を表明しています。

暗号資産に対するG7の見解

暗号資産に関しては、G7は金融安定性と健全性のリスクに対処しながら、責任あるイノベーションの支援を行うために効果的な監視や規制が極めて重要とし、2023年7月までに*FSB (金融安定理事会) によるハイレベルな勧告の最終化を期待するとしています。

*FSB = 世界の金融システムを監視し、勧告を行う国際機関。前身のFSF (金融安定化フォーラム) を拡大するかたちで2009年に設立

暗号資産やそれに関連する多くのプロジェクトが国境を越えて展開されるため、規制の枠組みの設定やそれを行う主体の選定が注目されるなか、G7は、FSBの勧告やSSBs (基準設定主体) が策定した基準やガイダンス、規制及び監督の枠組みの導入にコミットするとし、分散型金融(DeFi)及び多機能暗号資産仲介機関に関するフォローアップ作業の実施を支持するとしています。

また、暗号資産の負の側面への見解として、ランサムウェア攻撃、テロ資金の調達、国家主体による不法行為からの脅威の増大などを鑑みて、*トラベルルールを含む金融活動作業会 (FATF) によるDeFiや個人間で行われるP2P取引から生じる新たなリスクに関する作業を支持するとしています。

*トラベルルール = マネーロンダリングやテロ組織への資金援助防止を目的として、暗号資産の送受信者の情報の収集・開示、情報の保証等を求めるFATFが提唱するルール。

変動する通貨の世界情勢

現在世界中でCBDCや暗号資産に関連する技術や法整備の導入が進められています。

大西洋評議会 (アトランティック・カウンシル) のデータによると、CBDCに関して開発/パイロットテスト/ローンチのいずれかのフェーズに突入している国の合計数は61カ国。そのうちパイロットテストとローンチ段階の国は29カ国でこの中にG7は含まれていません。

CBDCの実験、パイロットテスト、ローンチした国|画像引用元:atlanticcouncil.org

昨年6月、露プーチン大統領は、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)にて通貨バスケットに基づく準備通貨の開発に関する作業を進めていると発言。さらに今年に入り露高官が「デジタルルーブルやインドルピーといった新しい共有通貨を持つ新しい経済連合を設立すべき」と発言するなど、通貨をめぐる世界情勢に大きな動きが見られています。

今年4月、香港で政府機関やTikTokの運営会社なども参加する形でWeb3.0協会・ファンドが設立されました。

関連:香港でWeb3.0協会・ファンドが設立|TikTok運営会社や香港金融管理局も参加

今月5日には、米バイデン政権が重要・新興技術に関する国家戦略として、デジタルIDインフラや分散型台帳技術に注力していくことを表明するなど、暗号資産や関連技術に対して世界各地、各機関での取り組みが進行しています。

記事ソース:資料

The post G7会議、暗号資産とCBDCに言及|国際機関による規制を支持 appeared first on CRYPTO TIMES

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW25/07/04 (金) 17:15

Instagramの「いいね」が資産になる時代、新星プロジェクト「Cygnus」がステーブルコインと共に切り拓く未来とは?

「普段何気なく使っているInstagramの『いいね』やコメントが、お金のような価値を持つようになったら?」まるで夢のような話ですがこれを実現しようとしている新しい暗号資産プロジェクト「Cygnus」が今、注目を集めて[...

NEW25/07/04 (金) 17:15

【今日の暗号資産ニュース】米金融政策による強気相場予測が話題、BTC ETFが急成長を記録

7月4日、ビットコイン(BTC)の価格は108,900ドル前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約2,560ドル、ソラナ(SOL)は約152ドルで取引されています。世界の暗号資産時価総額は3.44兆ドルで、ビットコ...

NEW25/07/04 (金) 17:15

IMF対パキスタン、ビットコインマイニング巡り国家戦略が激突

国際通貨基金(IMF)は、パキスタンが提案したビットコインマイニング事業向けの電力料金優遇策に対し期間を当初の6ヶ月から3ヶ月に短縮する形でのみ承認しました。IMFは市場への影響を懸念していますがパキスタンは国家戦略とし...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW25/07/04 (金) 09:01

2025年7月4日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月4日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはVeChainThor、下落率トップのはBitcoin Cashでした。なお、過去7日間において、 Boba Network が +15.80%の上昇。

25/07/03 (木) 09:01

2025年7月3日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月3日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはVeChainThor、下落率トップのはMatic Networkでした。なお、過去7日間において、 VeChainThor が +10.80%の上昇。

25/07/02 (水) 09:01

2025年7月2日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

7月2日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはPalette Token、下落率トップのはAlgorandでした。なお、過去7日間において、 Bitcoin Cash が +9.34%の上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能