米政府機関閉鎖の解除期限が明日に迫ってきております。
すでに共和党と民主党の妥協案が提出され、大統領の署名待ちといった具合だそうです。
しかし、やはりトランプ・リスクは健在で、トランプ大統領はこの署名に難色を示しているとの報道がありました。
米中首脳協議は、進展への思惑もあり、米国の株式市場は回復基調にありますが、仮想通貨市場はその恩恵を受けきれておりません。
この予算案の合意が取れれば、政府機関は再び運営を再開し、期待されているBakkt取引所ローンチに向けて進展がみられるので、非常に待ち遠しいところです。
日本時間で言えば土曜日早朝がリミットになりますから、ブルームバーグやロイターからの報道を待ちましょう。
ビットコイン/円(BTC/JPY)日足チャート
BTC40万円が近そうで遠い
出所:GMOコイン
ビットコイン相場分析です。
日足になりますが、RCIは26と52は上方向に向いております。
RCI26の使い方は0.00付近を超えたり、割り込んだりするタイミングで、その方向にトレンドが大きく伸びやすい傾向があります。
しかし、今回はこの上昇パターンになるのですが、このチャートではそれがまだ実現されておりません。
RCI26がさらに伸びていく場合でも、実勢価格がついてこない場合は、このテクニカルはダマシとなりますので反落のリスクにも備えておくべきでしょう。
タイミング的には昨日ぐらいにも動き出してほしかったのですが、現在でもそのようになっておりません。
(大統領の署名をもって)米政府機関閉鎖の終結を待つ展開となっておりまして、1日でも早くこのニュースがほしいところです。
上方の雲も薄いスパンに入ってきておりますので、上値を攻めるならまさに本日あたりから、土曜ぐらいまでがリミットでしょう。
ビットコイン/円(BTC/JPY)4時間足チャート
出所:GMOコイン
4時間足に時間軸を落としてみます。
「三役好転」のシグナルが出ておりましたが、遅行線がローソク足と重なりはじめてしまいましたので、上昇トレンドは一服した形となりました。
ただし、右方向には分厚い雲が存在し、これらがサポート要因となります。
雲にタッチする前にまた上昇をはじめますと、トレンドが再開されます。
40万円をバックに戻り売りをしているレバレッジポジションも蓄積されてきたでしょうから、ここを超えて行く場合、ストップロスを誘発して41万円まではあっという間に上昇すると思われます。
個人的には買いで考えており、ターゲットは41万円の手前の40万8000円近辺に一度、利食いの指値売をおいておこうかな、といった具合です。
土曜日まで米国からの報道を待つ展開です。
急に動き出すパターンですからレバレッジ取引の際は少しレバレッジを落としてのぞむ方が良いと思われます。
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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。