ビットコイン(BTC/JPY)が日足チャートで一目均衡表の雲を上抜けました。これは9月初旬以来となります。

半年以上低迷していたビットコインですが、久しぶりに長期スパンのテクニカルベースで買いシグナルが発生しております。

◇ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート


出所:GMOコイン

一目均衡表の先行スパンも捻れ始めており、明日にでも陽転となりそうです。

遅行線もローソク足を上抜け、転換線が基準線を抜けてきていることから、「三役好転」のシグナルとなります。

40万円を下回らない限り、買っていっても大丈夫でしょう。

ビットコインはここ何カ月もぱっとしない値動きが続いており、動いても1万円幅で上がったり下がったりの繰り返しでした。

しかし35万円をボトムに切り返し、その後は深い押し目をつくることなく42万円台まで回復させたことは、多くの投資家に上昇トレンドに転換したと印象づけることとなり、今度のトレンドを左右する大きな意味となったでしょう。

RCI分析

続いてオシレーター系のテクニカル指標のRCIを見ていきましょう。
参考:RCIトレード手法:トレンド転換、順張りのエントリーポイントがわかる!

パラメーターの設定は短期:9、中期:26、長期:52です。

3本とも上方向でテクニカル的には完全に反転、上昇を示唆しております。

こういった局面では、深い押し目をつくらずにジリジリと下値を切り上げていく相場になった方が、買いが買いを呼びやすく上昇が継続することとなります。大底からの相場転換には多く見られる値動きであり、今がまさに望ましい値動きとなっています。

昨日から利益確定を小まめにするより、ポジションをじっと持っていたほうが結果的に利益が出ている人の方が多いと思います。高値からの調整は、ようやく1万5000円ほど出てきたばかりですので、買いポジションを保有している場合はホールドで良いでしょう。

11月の戻り高値である50万円付近をターゲットとすることを前提に、トレードしていきたいと思います。

チャートを4時間足に切り替えます。

4時間足は久しぶりに陽線続き

◇ビットコイン(BTC/JPY)4時間足チャート

 
出所:GMOコイン

4時間足チャートでは、最近では見ない値動きとなっております。

ここ数カ月は陽線が出現しても単発で終わることが多く、連続して陽線を出現させるような値動きはありませんでした。仕掛けてきた投機筋がいてもおかしくなさそうです。

40万円と41万円の上値は重かったですが、40万円を背に売りを行った投資家は完全に捕まってしまったのでしょう。

こうなると下がったところは、損切りの買い戻しが入りますから、今後の押し目は浅いと想定します。

今回の上昇トレンドはサポートラインが40万円、41万円、そして42万円にも引くことができるので、誰でも分かりやすく積極的に勝負できるのではないでしょうか。

個人的には、41万円台の押し目から買いで入っていっても良いと考えております。

直近のレジスタンスラインは45万円になりますので、第1ターゲットはこのポイントではないでしょうか。

45万円付近のファーストタッチは、一旦売りに押されるでしょうが、高値で揉み合いが続けば、さらに上値を追いやすい展開だと考えております。今朝の高値を更新した場合は、44〜45万円で揉み合うことが理想です。

ファンダメンタルズでは、米SECがビットコインETF上場に関する規制の修正に関して見直しを始めており、Bakkt取引所の整備も進んでいるのかもしれません。

こういった値動きの後、決まってポジティブな材料が出て来ることが多いですので、coindeskやCNNなどの海外メディアからの報道をウォッチしておきましょう。

 

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。