ビットコインが再び50万円に近付いたことと、連日のアルトコイン市場の活況で仮想通貨単体の時価総額は日々上昇し続けています。

 

出所:coinmarketcap

coinmarketcapによると、仮想通貨とトークンなど800以上の時価総額を含めると、日本円にして17兆円を越えてきています。実に年初から10倍程度の上昇となります。

ちなみに、頻繁に詐欺サイトで仮想通貨市場は6000兆円になると書かれていますが、日本の貨幣流通量が100兆円程度であることを考えると、6000兆円がいかに適当に出された数字か分かりますよね。

この上昇の内訳としては、ビットコインが対円で4倍になったのはもちろん、イーサリアムが40倍、リップルが20倍以上ともともと時価総額の高かった仮想通貨が全体を押し上げたことが大きいようです。

最近では、草コインと呼ばれる時価総額の小さなアルトコインの上昇が目立ってきています。例えば、、春には時価総額が50位以下だったNEOは開発が着実に行われており価格は6倍ほど上昇。時価総額は一時6位にまで食い込んできました。

ビットコインのドミナンス(時価総額における割合)は45%ほどで推移しており、このまま50万円を突破してくると、再度50%を越えてきそうに思えます。

 

出所:coinmarketcap

取引所関係者のなかには、来年の3月には120万円と予想している人もおり、そうなった場合、まだまだビットコインは仮想通貨の王様として君臨し続けることとなりそうです。

個人的には、秋にはイーサリアムが5万円を越えてきて一気に巻き返すのではと感じています。

2月に「イーサリアム」の技術の幅広い活用を目指す企業連合「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス(EEA)」(Enterprise Ethereum Alliance)が発足し、JPモルガン・チェースやマイクロソフト、三菱UFJフィナンシャル・グループやトヨタ自動車の子会社が参加していることを忘れてはいけません。

年内、材料が出てくれば一気に高値を取ってくると思われます。

年初から、「ビットコインや仮想通貨はバブルだ」という人が絶えないですが、このように技術開発や連合体が出来上がったばかりの状態ですので、私はそうは思えません。

 

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