8月某日、知人と銀座でランチをしていると「初めて仮想通貨を買ったけど失敗した。自分は向いていないようだ。」と告白を受けました。
以前、投資には興味がないと言っていたので仮想通貨を購入していたことに驚きました。
どの仮想通貨だろうと考えて「もしかしてリップルを30円台で買いましたか?」と聞き返しました。
ズバリでした。その日、リップルは17円前後をつけていました。
■XRP/JPYチャート
(出所:coincheck tradeview)
仮想通貨を買うときに、まずビットコインとリップルを買う方が多いような気がします。
リップルは5月に急騰していますが、そこで買って高値掴みになってしまっているので、買いのタイミングとしては良くなかったかもしれません。
しかし、改善点はあるものの、今後リップルがどうなるかわからないことからも、向いていないと決めるのはまだ早すぎます。
余剰資金の範囲ならすぐにまたチャレンジできますね。
買った後に価格が下がるなんてことはよくあることですから、元気を出してほしいです。
さて、今回は買いのタイミングを考えてみようというお話です。
感覚でうまくいっている方も、再現性を高めるためになぜそこで買おうと思ったかをメモしておくと良いと思います。
○買いのタイミングのルール
①時期を分散して買う
押し目のチャンスを待っていても、なかなか訪れないかもしれません。
その間に価格が上がって買いそびれることもよくあります。
どうしても買いたいときは、同じコインを一定期間、定額で買い続けていくというのも悪くないです。
ドルコスト平均法と呼ばれるやり方ですね。
長期で保有するつもりで取り組まれる方向けです。
②大きく価格を下げたとき
仮想通貨は価格変動率が大きいので、価格が高いときに買うとその後大きく下がることがあります。
そのパターンに陥らないように逆をするだけです。
価格が安いときに買えたら、その後上がる可能性が高くなります。
では、安いときはいつなのか、これは仮想通貨を扱う取引所が攻撃を受けるなどして
「コインの価格が不当に下がったとき」です。
コインそのものには問題がないのに価格が下がっている場合は、またそのうち上がると予想して「買い」です。
そうではなく、コインに重大な欠陥が見つかるなど「コインの価値自体に問題が生じて」価格が下がった場合は買いません。
③大きく価格が上がりそうなニュースがあるときにそれより前に仕込んでおく
コインにとってプラスに働くニュースがあります。
取り扱ってくれる取引所が増える、そのコインを消費できる店舗(オンライン店舗含む)が増えるなどです。
また、すべてのコインではないですが、コインは何かのプロジェクトを開発、推進してくための報酬として作られています。
有名な企業がプロジェクトで提携するといったニュースは、コインの価格にとってもプラスとなります。
ただ、twitterで拾ったニュースはとても早いですが、それ以外の媒体だと若干出遅れてしまうので、そこで一気に買うと価格がすでに上がり始めています。
出遅れた場合は、無理して買わずに数日、または数週間程度待って価格が落ち着いてからでもいいかもしれません。
④何もないときに仕込んでおく
誰かが仕掛けているのでしょうか、特定のコインの価格が急に吊り上げられることがあります。
仮想通貨ではインサイダーが規制されていないですし、買い板売り板に指値を入れたり消したりというのも自由にできます。
最初は嫌だなと傍観していたのですが、逆に利用してみるのはいかがでしょうか。
まず、何も動きがないときに複数のコインに少額を分散させておきます。
急に上がったタイミングで利益確定を行います。
価格が動いたときにすぐに対応する必要があるので、マメにチェックできて素早く決済できる方のみオススメです。
これらは一例です。ご自身に合った方法をぜひ考えて試してみてください。
そしてこれはという方法が見つかりましたらぜひとも教えてください。
お待ちしております!(^^)